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机上の静謐

 机上で視線を窓へ向け人心地つく

梅雨空を予行する重たい空が見えて、隣接する甲州街道を行き交う車の音は閉め切った窓に遮られ、代わりにかつて外国車ディラーだった空き地に杭を打ち込む建設作業の音が聞こえてきた

『品潮記』のサントラをかける

なんの事は無い、いつもと変わらない日常だと、そう思えてもくるし

聞き馴染んだ曲は、『品潮記』を懐かしく思い出させてもくれる

ふと、先月末から今月の上旬に帰省した故郷の日々が甦ってきて

幼馴染みと何年かぶりに街へとくりだし、高校の同級生とばったり会ったり

親父や従兄弟とそれぞれ釣りに行ったり

相変わらず飲んでくだ巻いて、ごろごろして眠った



震災の影響でぽっかり空いた時間を利用した今までに無い長期の帰省は、何処か贖罪に似た後ろめたさも手伝っていて

会いたい人に会ったり、出来る事を出来るだけしようと勇んではいたのだけど

結局のところ、迷惑をかけてご厄介になっただけだったかもしれません


そんな事をつとつと思い返しているこの時

机上での静謐の時は

震災を免れ肉親親戚友人に不幸も無くて、自身の体も無事で時間もあって

賜われた時なんだなと複雑な想いに至ります

日本が劇的に変化したあの震災の後

二月経過して変化していくもの

社会にも自分にも問いかける時間であっても

良いはずなんですよね。

















| 二ヶ月 | 10:39 | comments(0) | - | pookmark |
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