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『スペース』

 久しぶりに書きます

本当に、久しぶりで何を書いて良いのやら…

戸惑ってしまいます

でも分かって書くってのも(確信犯的って意味で)面白くないでしょうから

意気込みも気負いも捨ててしまって

何とは無しに、書いてみます


あれからどれくらい経ちましたか…

ふと周りを見渡せば、この国が震えた日以前と変わらない何気無い日常のようで

でもふとテレビをつければ、近場でホットスポットが見つかるたびに、目くじら立てて右往左往しているかのように、住民をインタビューする報道の数々

なんとも、現場で踏ん張っている人をおざなりにするようなその演出に、飛ぼうとして崖っぷちへ立った者へ、寸前で飛べずにしてしまうような事言ってどうするのかと、そんな人達の想いをないがしろにする内容に、甚だ辟易してしまっています…

決して僕は浦島太郎なのではないのです

今日も昨日もその前の日も、欠かさずニュースは読んできたのですが

でも震災原発関連の報道を見る度に、どんな声をかければ良いのやら、どんな行動を起こせば良いのやら、ぱっとリモコンのスイッチを消して明日に備えて寝てしまえば良いのやらと

戸惑っていた時間はとうに過ぎてしまって

実はそれは、『偽善』で

今日を食うのに精一杯で

それにかまけてBOTTOMのブログなんてないがしろにしていた訳なのです

なんとも、都合のいい自分本位の言葉なのですが

…言い訳にすらなっていませんね…




舞台なんて、しょせん、なんの『力』も無いんですよ

『こんな時だからこそ』なんて言っても、人生を変えるほどの『力』なんて持ってはい無いのです

そうなんです

BOTTOMの公演を観てくれるお客さんには大変失礼かもしれませんが、所詮、出演者の誰かの友達なり友人なり親族が観に来てくれて、そこそこの感想を嫌われぬ程度に言ってくれて

映画を見るお金の二倍の料金を払って

それはラーメンを四〜五杯食えるお金でして

それでも、時間を共有してくれているのです

そんな、自分本位の有意義な時間なんぞに満足するだけでこの演劇の世界に身を置くなんて

世間知らずのおこがましさも甚だしい!!

身の程を弁えぬ者の一人に

僕もなっておりました…



この七ヶ月間

たまたま仕事で日本各地に行かせて頂きましたが

サラリーマンの方々と時間を共有して感じた事があります

大人達よりも、現地で出会った高校生達に(仕事の内容なのですが高校生達と触れ合うのです)

心揺さぶられる瞬間が数多ありました

それは、単純な事なのです

北も南も含めて同じなんです

…わざわざ言葉を交わしてくれる。つまりは挨拶やお礼を言ってくれるんです

こんな時だからって訳ではないでしょうが、大人も必死で仕事をしていますし

それは、家族を養う名目にはなっていますが

でも、大人達の中には今日の糧、明日の事ばかりに目が向くあまり

仕事のくくりで何かしらの優越があるのでしょうか、言葉が言葉になって無いんですね

それはつまりはコミュニケーションがとれ無いのです

それは例えてみれば、本音で語り合わぬ為の、高々と強固な

壁、のような、お互いのうちに必死で積み重ねていくような

そんな殺伐さがあって

遠かれ近かれ震災をくぐり抜けた高校生達と一緒にいる方が

僕は、安堵し感動したんです

過去形ではなくて、年末までまだまだ継続中なのですが

そうなのです

どんな仕事でも、どんな時でも、どんな言葉を交わせられるか、触れ合えるか、を期待してしまうのが人間の性なのだと

先輩達は言っていました

僕もそう思います


さり気なく飾らない言葉が、どれだけ無垢で大切か

身につまされる時間でした



『もう、ノーサイドにしましょう』

どこぞの首相が申しましたね

それこそ、分かっとらんのです

なって無いのです

大人も子どものくくりもそうです

政治家の、いい大人達の面々でそれを公然と声高に謳ってどうするんですか

それこそ分かったとらんを曝けてしまっているんです

とどのつまり、自分が大人なのかも分かっとらんと思ってしまうのです



僕は、大人になりたいのです

人に迷惑をかけずに生きて行く事は出来ませんし

一人で生きては行けません

そんな事は分かっています

でも、何とは無しに恥を承知で言わせてもらうならば

誰かと誰かが出会うって事は、誰かと誰かの心が煩うって事なのですね

でも、煩うってのは病のくくりだけの言葉事では無くて

心と心が震えるって事だと思います



開けっぴろげの、こんだけ間を空けての、あえての言い訳にさせてもらいたのですが

僕の親はこう言ったのを書きますね

『便りが無いのは元気の証』

ありきたりで確信犯的な言い訳なのですが

たしかに、『無』かったですが


僕は元気ですし、良き経験をさせてもらっています

空間を埋めています

もったいないからですし

空間、スペース(宇宙)ってのは永遠の謎なのですし

なによりも、こうして生きているって有り難いですし

元々がもったい無いお化けに取り憑かれた貧乏人の性分を持ち合わせてはいるのですが

本来は、もったいない(勿体無い)って言葉は

万物に対しての畏れ多き感謝の言葉だって

僕は知っているのですし

ね。
















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